株価暴落・急落の出来事解説

深刻な市場危機(1985〜2025)

  • ブラックマンデー(1987):世界同時株安。米ダウ平均が1日で22%下落。コンピュータ取引が暴落を加速。
  • 平成バブル崩壊の始まり(1989):日銀の金融引き締めにより株価と地価が下落開始。日経平均は35年後に回復。
  • 日本バブル崩壊(1990):バブル崩壊が本格化。銀行の不良債権問題が日本経済を長期停滞へ。
  • アジア通貨危機(1997):タイのバーツ暴落から始まり、韓国や日本にも影響。輸出企業の株価下落。
  • ロシア財政危機(1998):ロシア国債のデフォルトと巨大ヘッジファンド(LTCM)の破綻による市場混乱。
  • ドットコムバブル崩壊(2000):IT株の過剰評価が崩壊。NASDAQはピークから80%以上下落。
  • リーマン・ショック(2008):米リーマン・ブラザーズ破綻。信用不安と金融危機が世界に波及。
  • コロナショック(2020):新型コロナウイルスによる世界的パンデミックで株式市場が急落。
  • インフレ・金利ショック(2022):米国の急速な利上げとインフレ、ウクライナ戦争など複合要因で下落。

国内要因や自然災害に起因する出来事(1985〜2025)

  • 阪神・淡路大震災(1995):甚大な自然災害により日本株一時急落。影響は短期的。
  • 米国同時多発テロ(2001):米市場が1週間閉鎖。再開後に急落も数ヶ月で回復。
  • ライブドアショック(2006):日本のIT企業に対する証券取引法違反容疑でマザーズ市場中心に暴落。
  • 東日本大震災(2011):地震と原発事故により株価が急落。回復には数ヶ月。
  • バーナンキ・ショック(2013):FRB議長の緩和縮小発言で米長期金利が急騰、株安を招いた。
  • チャイナショック(2015):中国株の急落と人民元の切り下げで世界市場が混乱。
  • 米中貿易戦争(2018):トランプ大統領の対中関税発表により株式市場が不安定化。
  • 中国恒大ショック(2021):不動産大手の債務不履行リスクが中国市場中心に影響。
  • ウクライナ侵攻(2022):ロシアによる軍事侵攻が地政学的リスクとなり株価が一時下落。
  • 米銀破綻(SVBなど)(2023):米地方銀行の破綻により金融株が急落。信用不安も発生。

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