4%ルールとは?
リタイア後やFIRE後に、こんな不安はありませんか?
「今あるお金で何年生活できるの?」「使いすぎて途中でお金がなくなったらどうしよう…」
そんな不安を解消するために使われるのが、4%ルールです。
4%ルールの考え方
- はじめに決めた資産(たとえば1,000万円)から、毎年4%ずつお金を使って生活します。
- つまり、1年目は40万円(1,000万円 × 4%)を使います。
- このような生活を何年間続けられるかを、過去のデータを使って調べます。
- この「使っていく年数」を 引き出し期間 といいます。
どうやって安全かどうかを判断するの?
- 株や債券の過去の値動き(検証期間)を使って、シミュレーションを行います。
- たとえば1970年から2000年までの30年間のデータを使って、そこから20年間ずつお金を使ってみるテストをします。
- スタート年を1年ずつずらして、何回もテストできます。
- このうち、お金が途中で尽きずに、引き出し期間を終えた回数の割合を「成功率」といいます。
- 成功率が高ければ、「その引き出し率・期間でお金がもつ可能性が高い」ということになります。
FIREの人にも使える?
- このルールは、老後だけでなく、早期リタイア(FIRE)した人にも役立ちます。
- 「何歳で仕事をやめても、お金が持ちこたえるか?」を調べるための基本の考え方になります。
→ 別ページでは、「引き出し期間」「検証期間」「引き出し率」「成功率」などの言葉について、もっとくわしく説明します。
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